アニマルウェルフェア-研究会
アニマルウエルフェア(AW)に配慮した家畜の飼養管理
我が国も加盟している、世界の動物衛生の向上を目的とする政府間機関である国際獣疫事務局(OIE)の勧告において、「アニマルウェルフェアとは、動物の生活とその死に関わる環境と関連する動物の身体的・心的状態」と定義されています。
アニマルウェルフェアについては、家畜を快適な環境下で飼養することにより、家畜のストレスや疾病を減らすことが重要であり、結果として、生産性の向上や安全な畜産物の生産にもつながることから、農林水産省としては、アニマルウェルフェアの考え方を踏まえた家畜の飼養管理の普及に努めています。
国際獣疫事務局(OIE)は、世界の動物疾病に関する情報提供、動物由来食品の安全の確保やアニマルウェルフェアの向上等を目的とした政府間機関として1924年にフランスのパリで発足し、日本は、1930 年に加盟しました。
農林水産省は、国際獣疫事務局(OIE)が示した指針も踏まえ、畜種ごとに作成された「アニマルウェルフェアの考え方に対応した飼養管理指針」等の普及に努めているところです。アニマルウェルフェアの考え方に対応した飼養管理指針は、公益社団法人畜産技術協会を通じて発行されています。
私たちは、家畜の健康維持に資する取り組みを通じて、アニマルウェルフェアの考え方に対応した飼養管理の支援に取り組んでいます。
一般社団法人アニマルウェルフェア畜産協会
アニマルウェルフェアについて【農林水産省】
国際獣疫事務局(OIE)(農林水産省)
アニマルウェルフェアの考え方に対応した飼養管理指針【公益社団法人畜産技術協会】